新規営業を行うためには、WEBマーケティングを活用することで効果が大幅にアップします。
新規営業といえば、【飛び込み営業】【テレアポ】と思う人も今はだいぶ少なくなってきています。
しかし、【飛び込み営業】【テレアポ】を行っても成果はでないけど、「WEBマーケティングでも成果が出せていない」という方も多いのではないでしょうか。
私も、仕事の中で10年以上ホームページを活用した集客にチャレンジしてきました。途中からはWEBマーケティングのコンサルなども依頼して効果を上げてきました。そのあたりのノウハウも含めて今回はCVRを改善するための方法についてご紹介していきます。
WEBマーケティングやりたいけどやり方が分からない方は、こちらの記事も参考にしてください。
WEBマーケティングとは?【大手でなくても成果が出せます!】
- ホームページ、ブログを始めたけどアクセスがない
- アクセスは集まってきたけど、問い合わせがない
- アクセスがあるのかどうかも分からない
このような課題をお持ちの方は、本記事を参考に改善していく事で成果が大幅に変わってきます。
WEBマーケティングの成果
まずは、どうなったらWEBマーケティングの成果がでたと判断したらいいでしょうか。
これは、販売する商品によっても変わってきます。
ECサイトのように、集客した顧客を契約までもっていくことがWEBマーケティングの成果の場合もあれば、問い合わせや資料請求を獲得することがWEBマーケティングの成果になる事もあります。
まずはどこまでで、成果とするかは決めていきましょう。
成果はWEBマーケティングの中ではコンバージョン(CV)と言われます。このコンバージョン(CV)をどうやって獲得するかを分析し、ホームページやブログを改善していくことで成果を上げていくのです。
普通に考えれば、ホームページにアクセスが増えれば増えるほど、CVは増えていきます。だからといって、簡単にホームページのアクセスを増やす事はできません。
ホームページにアクセスを増やす事だけ考えるのではなく、アクセスしてきた顧客のCV獲得率をあげていくこともWEBマーケティングでは重要な事になるのです。
アクセス数に対して、このCVにつながる確率はCVR(コンバージョン率)と呼ばれます。一般的にはこのCVRは、数パーセントぐらいなのが普通です。
ですので、1000人をホームページやブログに集客ができたとしても、CVが10人未満なのです。
- CVを獲得するためにアクセス数を上げる
- CVを獲得するために、CVRを上げる
WEBマーケティングはこの2つの施策をしていくことで、最大限の成果を上げていく必要があるのです。
ホームページ・ブログにアクセスがない場合
ホームページやブログにアクセスがなければ、当たり前ですがCVは獲得できません。
実際どのような事をしてアクセスを増やすのでしょうか。
アクセスを上げる取り組みについてはこちらの記事でも紹介していますので参考にしてください。
WEBマーケティングとは?【大手でなくても成果が出せます!】
アクセス上げる手段としては、
- SEO対策を実施する
- Google広告を活用する
- SNSやSNS広告を活用する
SEO対策は、無料で頑張ればできますが、ノウハウの習得まで考えれば非常に労力がかかります。
成果が早い手段としては、Google広告や、SNSの広告などになりますが、これはクリックされるたびに、金額が発生して、多くのアクセスを獲得するには、それなりの費用はかかります。
基本的には毎月の広告宣伝の予算を決め、Google広告を行いながら、SEO対策を実施し時間をかけて検索上位を狙っていくような事をマーケティング担当は行っていきます。
アクセスはあるのに、問い合わせや資料請求がない
SEO対策やGoogle広告などで、それなりにアクセスは増えてきても肝心のCV獲得が出来なければ意味がありません。
CVR(コンバージョン率)は、販売する商品によって大きく変わりますが、1%をきるような場合もあります。
ですので、このCVRを上げる施策がWEBマーケティングにとっては重要になるのです。
先ほども書きましたが、アクセスを集めるための、SEO対策は非常に時間もかかりますし、頑張っても検索上位にくる保証はありません。Google広告を出せば、それなりの広告宣伝費用は必要です。
ですので、CVRを上げる取り組みを行っていくことはWEBマーケティングでは必須の作業になるのです。
それでは、CVRを上げる取り組みは具体的にどのような事があるのでしょうか。ここからCVRを上げる取り組みについて紹介していきます。
他のサイトと比べてみる
ホームページから集客が、出来ていそうな他のサイトと自分たちのサイトを比べてみましょう。
競合になるようなサイトでもいいですし、WEBマーケティングのコンサルなどを行っているサイトも参考になると思います。
比べてみて、違いがあるようであれば、そこを修正していきます。
例えば
- デザインが悪い
- 問い合わせや資料請求のボタンの位置が違う
- 事例や口コミ情報などのコンテンツが自社にはない
これは例ですが、このような違いがあるようであれば、自分のサイトを改善してきましょう。デザインなどは、そこまで凝る必要はないですが、明らかに素人がつくったようなホームページの場合は、どうしても信頼感が薄れてしまいます。
また問い合わせや資料請求のボタンもいつでもクリックできるような場所に配置していたほうが、CVRは上がっていきます。WEBマーケティングに力を入れていそうなサイトの真似をしていくことから初めていきましょう。
Googleアナリティクスなどで直帰率や離脱率の高いページを改善
Googleアナリティクスはホームページのアクセス状況を把握できるGoogleが提供しれいる無料のツールです。WEBマーケティングを行っているマーケティング担当者のほとんどはこのようなツールを活用して、自社のホームページの改善を行っています。
Googleアナリティクスを見れば、直帰率がどれくらいなのか?離脱率の高いページはどこなのか?そのような情報も分かります。
直帰率を見る
直帰率は、検索などで初めてあなたのホームページに訪問した顧客が、そのページを見て別のページを見ずにそのまま離脱した確率です。
例えば、あなたのホームページが1ページしかないのであれば、直帰率は100%になりますが通常は検索であなたのページに来た人は、興味があれば価格ページを見たり、問い合わせフォームまで進んだりと最初のページ以外のページも閲覧をするはずです。
この直帰率が高いようであれば、そのページの内容や他のページへの誘導するための仕掛けを組み込んでいく必要があるのです。
直帰率は商品カテゴリの種類によっても大きく変わりますが、50%前後が平均ぐらいだと思ってよいと思います。50%以上あるようであれば、少し改善できないか研究してみるのをお勧めします。
離脱率を見る
直帰率と似たものに離脱率があります。
直帰率は最初に見たページから、次にどこもいかずにすぐに離脱する確率ですが、離脱率そのページを見た回数のうちどのくらいの確率で離脱したかを表します。
ですので、本来は問い合わせや資料請求につなげたいけれど、離脱率の高いページを見て問い合わせに行く前に、離脱しているということなのです。
そのようなページもなぜここで離脱率が高くなるのか?考えていく必要があります。
例えば、価格ページが離脱率が高いようであれば、そのホームページにアクセスした顧客は価格を見たら、問い合わせに行かずに離れていっているということが分かります。
もしかすると価格が高すぎるのかもしれませんし、価格がわかったので満足して離脱しているのかもしれません。
最近は、わざと価格を表示させずに「詳しい価格はお問い合わせください」のように問い合わせに誘導しているようなホームページも良く見かけます。
このようなサイトは単純に価格が高いからではなく、価格を表示しないことで問い合わせにつなげるような施策をしているのです。
問い合わせフォームの改善
問い合わせフォームもよくCVRを上げるために改善をするケースが多いです。
皆さんも経験があると思いますが、問い合わせフォームにいろいろ入力をさせられると、面倒になり途中で離脱するような事があると思います。
もしあなたのホームページの問い合わせフォームがいろいろ情報を記入しないと問い合わせができないようなフォームならば、改善の余地があるかもしれません。
基本は出来るだけ、入力項目は少なくする事と、クリック数を極力抑えていくようなフォームにしていきましょう。
そもそもアクセスがあるのかどうか?が分からない
もしあなたが、自分のホームページのアクセス状況が分からないのであれば、まずは先ほど書きましたGoogleアナリティクスを導入しましょう。
これは無料ですので、WEBマーケティングを行うのであれば、必須のツールになります。
Googleアナリティクスの設定は、検索すればいっぱい解説があると思いますので、まずは導入しておきましょう。
まとめ
今回はWEBマーケティングで成果を出すために、CVRを上げる取り組みについて紹介しました。
WEBマーケティングをやっているマーケティング担当者の多くはこのCVRは常に意識してホームページの改善を行っています。
あなたのホームページに訪れた顧客がどのような経路をたどって、あなたが獲得したいCVにつながるか?常に考え、ホームページを改善し、PDCAを回していくことがWEBマーケティングの主な活動になるのです。
ただアクセスを集めるだけでなく、CVRを意識してあなたのホームページを成果のでるホームページにしていきましょう。