マーケティングにはいろいろな種類の手法があります。
最近よく聞くマーケティング手法としてオウンドメディアマーケティングという手法があります。
オウンドメディアマーケティングを活用する事で、将来顧客になる可能性があるリード(見込み客)を獲得し、そこから商談数を増加していく事ができるようになります。
- 商談数が獲得できない。
- マーケティングにコストがかけられない
このような課題を持たれている方は、本記事を参考にオウンドメディアマーケティングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
今回はそのオウンドメディアマーケティングについて、具体的な取り組み方法などもご紹介します。
オウンドメディアマーケティングとは?
オウンドメディアは、自社が所有するメディアになります。
ホームページや、SNS(Twitter、Facebookなど)、ブログなどが該当します。
また、オンラインだけでなくオフラインのカタログやパンフレットなどもオウンドメディアになります。
このようなオウンドメディアを活用したマーケティング手法をオウンドメディアマーケティングというのですが、実際はブログを活用して、リード(見込み客)を集客する手法として、オウンドメディアマーケティングと言われるケースが多いです。
ブログを活用して直接、商品やサービスを宣伝するのではなく、自社の商品に興味を持つ可能性があるような顧客に対して、役立つ情報を発信し、リード(見込み客)を獲得していくようなやり方をオンでメディアマーケティングとよく言われます。
ですので、インターネットの検索で上位表示させるSEO対策が必須になってきます。
オウンドメディアマーケティングのメリット
オウンドメディアマーケティングは、一般的にブログを活用してリード(見込み客)集客する手法になり、SEO対策さえできれば、多くのリード(見込み客)を安定的に獲得できるようになります。
この安定的に、多くのリード(見込み客)を獲得できるのが最大のメリットです。
ただ商品のホームページを立ち上げるだけでは、その商品名などの知名度がない限り、集客は難しいです。
オウンドメディア(ここではブログ)を立ち上げる事で、様々なニーズや課題をもった人を集客できるようになります。
様々なニーズや課題への解決策をブログ記事にしていく事で、まだ自社の商品に興味がなくても、潜在ニーズをもったリード(見込み客)を集客し、自社の商品に将来的に興味を持ってもらえるようにしていく事が可能になります。
例えば、今は車に興味がなくても、ブログで楽しいドライブデートなどの記事をみて、マンネリ化した彼女とのデートを、車を使うことで解決できると思ってもらえれば、それがきっかけで車を検討する可能性があります。
このように、オンでメディア(ブログ)の記事を見て、自社の商品に興味をもってもらえるように誘導していく事ができるようになるのです。
またブログであれば、コストもほとんど必要ないので、手軽にスタートできるのも魅力です。
オウンドメディアマーケティングのデメリット
オウンドメディアマーケティングが、ほとんどコストもかからず、安定的に多くのリード(見込み客)を集客できるのであれば、やらない理由はないのですが、その分デメリットもあります。
一番のデメリットは成果が出るまでに時間がかかる点になります。
ブログを書けば、もちろん人が直ぐにアクセスしてくれるわけではありません。
一般的にブログを始めて、アクセスが増えてくるまでには3カ月~6カ月ほどかかると言われています。
もちろん、ブログの記事を1つ公開して、それだけまってアクセスが増えるわけではありません。
その3カ月~6カ月間の間に、ブログの記事を定期的に追加していく必要があります。
一般的に、ブログで、それなりにアクセスを獲得するためには50記事~100記事程度は必要と言われます。
例えば、3カ月間毎日記事を書いて、約100記事になるのでそれぐらいのペースで集客できる記事を作成していく必要があるのです。
また、狙ったキーワードで検索の上位に表示されないと、もちろんアクセスは増えません。
Googleの検索上位に表示させるためには、それなりに記事の質も問われてきます。
このように、手軽にスタートできる分、それなりの努力が必要なのが、オウンドメディアマーケティングになるのです。
オウンドメディアマーケティングとコンテンツマーケティングの違い
オウンドメディアマーケティングとよく似たマーケティングでコンテンツマーケティングがあります。
どちらも、同じような内容のマーケティング手法になりますが、若干イメージが違います。
オウンドメディアマーケティングは、ブログなどを活用して直接自社の商品やサービスを宣伝するのではなく、将来顧客を集客するようなケースでよく使われます。
逆にコンテンツマーケティングは、自社の商品を中心に動画やホームページなどを活用して、今検討している人を探し、短期的に商談を獲得できるようなマーケティングとしてよく使われます。
あくまでイメージの違いであり、人によってはブログを活用してマーケティングを行う事をコンテンツマーケティングという人もいますので、どちらも自社のメディアを活用してマーケティングをする意味では同じようなマーケティング手法とも言えるのです。
オウンドメディアマーケティングの取り組み
オウンドメディアマーケティングは、ブログをスタートするのが一般的になります。
これから始めてブログを始めるという方は、「ブログ初心者の私でも出来た!ブログ立ち上げまでを紹介。」で私が初めてブログを立ち上げたときに行った事を書いてますので参考にしてください。
ブログが立ち上がったら、実際に記事をアップしていく必要があります。
もちろん、自社の商品を将来的には販売する事が目的なので、記事の内容はなんでもいいわけではありません。
ターゲットを意識する
ブログで集客するためには、Googleの検索で上位に表示される必要があります。
しかし、上位に表示させるためには、適当に書いた記事ではなかなか上位表示はできません。
Googleの検索で上位に表示させることを「SEO対策」というのですが、SEOで検索すれば、いろいろなやり方を無料で紹介しているサイトが多いので、そういったサイトを参考にしていくのも良いと思います。
重要なのは、なんでもいいので上位に表示させるのではなく、どのような人を集客したいか?ターゲットを決める事が重要です。
極端な例ですが、車を売っているのに、子供向けのブログを作っても意味がないですよね。
自分たちの販売したい商品がどのようなターゲットなのか?明確にしそのターゲットに向けた記事を作っていく事が、オウンドメディアマーケティングで成果を出すためには重要な事になります。
SEOを勉強して、アクセスの集まるブログが出来たとしても、自社の商品に興味をもってくれるような人が少ないのであれば、意味がなくなってしまいます。
どういったターゲットを集客したいのか?そのターゲットはどのような事に興味をもっている可能性が高いのか?このような事を整理して、そのターゲットに向けてブログの記事を作っていく事が必要になります。
まとめ
オウンドメディアマーケティングは、ブログを活用したマーケティング手法としてよく言われます。
ブログはコストもほとんど必要なく、手軽にスタートできますが、集客をするためには、SEO対策は必須になり、短期的な結果は難しい面があります。
しかし、継続的にブログを成長させていく事で、アクセスを増加させていく事ができるようになります。
月間数十万人がアクセスするようなブログになれば、その中であなたの販売したい商品に興味を持ち、商談化につながるようなリード(見込み客)も安定的に獲得できるようになっていきます。
オウンドメディアマーケティングで重要な事は継続です。
結果はすぐに出ないですが、あきらめずに継続して安定的な商談獲得を目指していきましょう。