春になると初々しい新人さんをよく見かけますね。
新人営業として、社会人人生をスタートする方も多いのではないでしょうか?
しかし中には、

- 営業なんて自分にできるだろうか?
- 会社でダメな社員ならないか心配?
- どんな上司だろう?
このような心配している方もいるのではないかと思います。
今回は新人営業向けに、新人営業マンの取り組みについてご紹介していきます。
私はこれまで新人営業マンをいろいろ見てきました。その中で成果を出している新人営業マンの特徴を経験をもとにご紹介します。
会社が新人営業を雇う意味
新人営業マンは、いきなり入社して結果を出すのは難しいです。多分会社も期待していません。
それでも、会社は給料は払います。
会社は事業を拡大していくために、人を雇い事業を大きくしていきます。新人営業マンには将来を期待して会社は事前に投資をしているのです。
会社から見れば、新人営業には給料以上の投資をしています。保険であったり働く場所の確保、机や椅子、仕事に必要なパソコンなど給料以上に会社はあなたに投資をしています。
私は新人営業のころ営業は「給料の3倍稼がないと意味がない」と言われたことがあります。
それぐらい会社はあなたに期待して投資をしているということはよく意識をしておいてください。
自分が営業なんてできるのだろうか?(答え:できます)
自分が営業なんてできるのだろうか?心配な方も多いと思います。
結論は出来ます!
あなたは、会社に入社する前、入社試験を受けて合格して今の会社に入社してきていると思います。
もうすでに、何人もの人より優れていると今の会社が判断したので入社ができているのです。
まずは自分に自信を持ってください!
自分への自信は仕事をする上で重要です。
新人営業が成果を出すための簡単な取り組み
ここでは、更に新人営業として成果を出すためのコツをご紹介します。
はじめは研修など、社会人としての勉強からスタートするかもしれませんが、研修が終われば配属先で実際に仕事を覚えていくようになると思います。
その時に、ちょっと意識しておくだけでも結果はついてきます。
まずは、素直に行動しましょう
新人営業は、まずは素直に行動しましょう。新人営業のうちは質より量が大切です。
上司や先輩から依頼されたことは、自分が少しぐらい嫌でも進んで行っていきましょう!
あなたがどれだけ優秀でも、まだ新人営業のうちは、やはり上司や先輩のほうが仕事は確実に出来ますし、仕事をよくわかっています。
実際に行動して、失敗して、よく考えて、それでも間違ってると思えば、反対してもいいですが、まずは素直に行動することは必要です。
もちろん明らかに理不尽な指導があるような場合は、人事担当などに相談してくださいね。
出来る先輩を意識しましょう
新人営業として入社して会社の様子に慣れてくれば、会社の中でこの人は「できる営業」だなぁと感じる人が出てくると思います。
そういった人が出てくれば、その人がどのような事をしているのか?よく観察していきましょう。
自分が入社した会社で「できる営業」なのですから、その会社はそういった人を評価しているのです。
会社によって人の評価はまちまちです。
売上だけを見ている会社もあれば、行動面も含めて評価している会社もあります。
あなたが入社した会社がどのような人を評価しているのか?
答えは、その「できる営業」の人のようになればいいのです。
どんなに「できる営業」でも初めは新人営業です。その人が新人営業の頃は、あなたと能力は変わりません。
そういった人と話ができる機会があれば、新人営業のころは、どのような事をしていたかなど、いろいろ聞いてみましょう。
分からないところは、ちゃんと聞きましょう
周りの先輩や上司はとても忙しそうな毎日を送っており、なかなか相談できないような雰囲気の場合もあるかと思います。
しかし新人営業は、そこでちゃんと聞かずに、ミスをするぐらいなら分からない事は、素直に聞いて上司や先輩の指示に従うようにしましょう。
もちろんここで大切なのは、一旦は自分で考えてから質問するという癖はつけていたほうが良いです。
なんでもかんでも、質問ばかりしている新人営業は、逆にイメージが悪くなります。
10分自分で考えて結論がでないのであれば、相談するような感じで最初は大丈夫です。その時に自分が考えた意見など言えたらベストです。
私もそうですが、意外に新人営業に相談されるのは、上司も先輩も嫌な気はしません。社会人の先輩として頼ってくれるのは嬉しいものなのです。
報連相は必須
新人営業だけでなく社会人として、報連相は徹底しましょう。
上司や先輩は、あなたの想像以上にちゃんと作業しているかなぁ?と新人営業を意識しています。
依頼した作業が終わったなぁと思っても、あなたが報告しなければイメージが悪くなってしまいます。
上司や先輩に依頼されたことは、ちゃんと報告するように意識してください。
また自分のトレーナーとして、ついてくれる先輩や上司には、自分の仕事の状況なども共有(連絡)し、分からないことや困ったことがあれば、相談をしていきましょう。
報連相は社会人として当たり前であり、またちゃんと報連相をする新人営業は、それだけでも評価される傾向があります。
新人営業は、社内営業も重要
新人営業のことは、同じ部署の人ならともかく、他の部署の人はどんな人なのか分かっていません。
自ら進んで挨拶をして、ちょっと話が出来れるようであれば世間話なんかも自分から積極的にしていきましょう。
今度の新人、明るくていい感じだね!
と思わせたらこっちのものです。
人は、最初の印象である程度のイメージを作ってしまいますので、最初が肝心です。
元気に明るく、同じ会社の人には接していくことで周りからの評価も高くなっていきます。
特に採用でお世話になった担当者などには、話しかけていきましょう。採用活動で、採用担当者は苦労してあなたを採用しているので、辞めてほしくないと思っています。
もしあなたがこの先困ったときは、親身に相談に乗ってくれると思います。
新人営業は新人を武器にする
仕事を始めて、最初は研修は製品の勉強、ロールプレイングのような営業練習などで社内で仕事が多いと思いますが、そのうち新人営業も外で実際の営業を経験していくと思います。
場合によっては、いきなり一人でお客様のところに行くような機会もあるかと思います。
もちろんまだ、あなたには営業ノウハウもなければ、経験もありません。どうしてもぎこちなくなってしまうと思います。
しかし、新人であることをお客様に話せば、意外にお客様も優しく接してくれます。
自分の営業スキルがない分、新人営業であることを武器にして最初は営業活動をしていきましょう。
新人営業であれば、少々の失敗は大丈夫です。あなたの失敗で会社が損失するような事はありません。上司も失敗を前提であなたに任せているのです。
自信を持って、新人営業である武器を使いながら数をこなしていきましょう。
もし研究後に飛び込み営業などするようになったら、こちらも参考にしてください。
新人営業が配属先で嫌な上司だったら
新人営業は上司は選べません。
配属先の上司がどうしもて嫌な上司のケースもあるかもしれません。
会社を辞める原因の上位は上司や同僚が嫌で辞めるケースです。
このような上司になった場合も、まずは頑張ってみることをお勧めします。一生その人が上司ではありません。これは確かです。
私は、自分の上司が嫌な上司だった時期はありましたが、自分が上になったときにこんな上司には絶対ならない!と誓って、あまり相手にせずに仕事に集中していました。
結果的にその上司はいなくなりましたが、新人営業の場合は相手にしないわけにはいかないと思います。
どうしても我慢できない場合は、同じ部署の先輩には言いにくいかもしれませんので、人事担当者やあなたを採用してくれた採用担当者に相談するのも良いかと思います。
きっと力になってくれると思います。
まとめ
新人営業は、実際の営業活動ではじめは成果は難しいと思います。
しかし、素直に行動して失敗しても、繰り返し頑張って行動を続けていくことで必ず結果が出てきます。
私は、営業にはセンスは多少で良いと思っています。今まで見てきて成長している新人は素直で行動できる人が成長しています。
私も新人の頃は、営業の参考本などもいろいろ読みましたが、まずは行動量を増やして、経験を積んでいくことが、一番の近道だと感じています。
ある程度の経験をしてから、本などで勉強して営業の知識をプラスしていくほうが、自分の実体験をもとに内容が理解できるので、効果はあると思います。
新人営業のうちはまずは元気に行動!これが一番です。